ASHFORD Story_15 / 「NEW レザーケアセット」でシステム手帳のメンテナンスを楽しもう

連載「ASHFORD Story」では、アシュフォードのシステム手帳とその背景にある物語を熱く語りながら、無限に広がっているシステム手帳の楽しさをお伝えしています。

今回は、システム手帳のメンテナンス方法と、「NEW レザーケアセット」のご紹介です。

月に1回を目安に保湿クリームでメンテナンスしよう

 

システム手帳の本革は使い込むほどに熟成し、味わい深さが増していきます。この熟成に欠かせないのが定期的なメンテナンスです。汚れを落とし、保湿した状態を続けることで、美しさを長く保つことができます。アシュフォードではメンテナンスをするための基本的な道具を揃えた「NEW レザーケアセット」を販売しています。

セットの中味は、馬毛を使用した木製レザーケアブラシ、保護・艶出し用のミニクリーム、クリームを塗布するためのケアクロスの3点です。

このセットを使って、日頃のメンテナンスはどう行ったらよいのでしょうか。アシュフォードのプランナーであり、多くのイベントで“システム手帳ドクター”としてユーザーの皆さんにシステム手帳のメンテナンス方法をお伝えしている向井善昭は、こんなメッセージを発信しています。

「レザーケアセットの保湿クリームを使ったメンテナンスは、月に1回くらいを目安に行ってください。月が変わった最初の日とか、誕生日にあたる日を毎月定例のメンテの日などに決めておくと忘れづらくてよいかもしれません。革が乾燥しやすい冬の時期などは、頻度を増やしてもよいでしょう。これ以外は、時間に余裕がある時や、システム手帳の汚れが気になった時などにレザーケアセットのブラシとケアクロスを使って、ササッと乾拭きをするように心がけてください」。では、レザーケアセットを使ったメンテナンスの基本をここからご紹介していきましょう。


最初にシステム手帳に入り込んだほこりをブラシで払う


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リフィルなどをシステム手帳からすべて抜いたら、まずは全体を様々な方向からブラッシングします。


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ステッチのくぼみなどは細かいほこりが溜まりやすい場所です。ブラシの毛がしなるくらい念入りにブラッシングしてほこりを取ります。


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金属リングの付け根もほこりが溜まりやすい場所。この付け根に向けてブラシの毛先を押し当てるようにブラッシングします。



汚れを落としたらクリームを塗り、ブラッシング


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クリームをケアクロスに塗布します。


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クロスにクリームをよく馴染ませます。


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新しいジャケットにクリームを塗る時は、クリームの効果がどのように現れるか確認するために、まずは内側の目立たないところ(内側やアオリポケットの裏側など)で試しに塗ってみてください。さらに塗った後の状態を丁寧に観察してみてください。色が極端に濃くなったまましっかり乾燥しなかったり、塗った後で革の雰囲気が大きく損なわれてしまうような場合は、塗るのをやめてブラッシングとクロスだけで仕上げましょう。愛用する1冊で無用なトラブルを起こさないように、このような試し塗りをしっかり行ってみてください。


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クリームが浸透するまで少しの時間だけ待ちます。乾き始めたら手帳を回しながらやや強めにブラッシングします。表面がサラサラした感触になるまで念入りにブラッシングします。


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次にコバの部分(カバーの断面)のメンテナンスです。上写真のようなへり返しのシステム手帳の場合はカバーと同じ革を使っているのでカバーと同じようにレザーケアクリームをしっかりと塗りましょう。コバの次は、内側やポケットなども念入りに塗り、ブラッシングします。


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リング金具は指紋が付きやすい部分。クロスの乾いた部分を使って、リングを開いた状態にして念入りに拭きます。


このような一連のメンテナンスを重ねていくことで、あなたのシステム手帳は熟成が進み、艶のある輝きが増していきます。「NEW レザーケアセット」で、システム手帳のメンテナンスを積極的に楽しんでみてください。


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