ASHFORD Story_10 / A5サイズは、たくさん書けて、たっぷり収納できる
連載「ASHFORD Story」では、アシュフォードのシステム手帳とその背景にある物語を熱く語りながら、無限に広がっているシステム手帳の楽しさをお伝えしています。
今回は、システム手帳の中で最大級の大きさを誇るA5サイズの特長と魅力について。
A5サイズは、システム手帳の5つのサイズの中でもっとも大きなサイズです。記入する紙面は広く、カード類やペンなどを収納する機能も強力です。ジャケット、リフィルともに、豊富な種類から自分に合ったものを選ぶことができます。
リフィルサイズはA5正寸で使いやすい
A5のリフィルはA5正寸の210×148mm。A版という皆さんが使い慣れている縦横比なので、とても使いやすい特徴があります。またコピーや文書の標準的なサイズであるA4のちょうど半分なので、なじみのあるA4種類との相性も抜群です。
上写真のようにA4判を2つ折りにしてパンチするだけで綴じることができるので、A5のジャケットは書類のファイリングに大活躍してくれます。
A5のリングの基本的な間隔は19mmで、これはほかのサイズと同じになっているので、上写真のようにA5以下の、HB×WA5、バイブル、ミニ6、マイクロ5のリフィルをそのまま綴じることができます。
※HB×WA5、バイブルは、リング当たりを防ぐ小さなコーナーカットが必要です。
記入する紙面が広く、収納する機能が充実
A5の紙面は、A4のちょうど半分です。とても広いので、たっぷり書き込みをしたい人はA5をぜひ活用してみてください。ダイアリーの種類も豊富なので、予定や行動記録などを多く記入したい人にも向いています。また、ジャケット内側のポケットも大きいので、書類やカードなどを余裕をもって収納できるのもA5の魅力です。
上写真のジャケットは「ディープ A5」。A5ならではの収納する機能をしっかり備えつつ、本革独特の艶、しなやかな手触りを十分に体感できるロングセラーです。水牛革を使い、さらに薄作りにすることで軽快に持ち運びができる仕様になっています。経年変化による艶の上がり具合も極上で、使い込む楽しさを存分に味わうことができます。
ディープの大きな背ポケットにはA4の用紙約12枚を収納することができます(上写真)。裏側の表紙にはジッパー付きポケットもあり、収納機能がとても充実しています。
正統派のA5「ヘリテイジ トラベルマン」
「ヘリテイジ」は正統の中の正統なシリーズです、このシリーズの「トラベルマン」は、ベルトなしのノートタイプ。まさに旅行などで軽快に取り出して、記録をしっかり残すことができる機動力が最大の特長です。
「ヘリテイジ」シリーズは、辞書のように四角く仕上げた角背「スクエアバック」が特徴です。上写真の「ヘリテイジ トラベルマン A5」は、多くの枚数を綴じることができるリング径19mmですが、スクエアバック仕様なのでとても端正なフォルムをしています。またタンニン鞣しのゴートレザーが醸し出す深い色、正統派で温かみを感じさせるクラシックな雰囲気もとても人気です。
スクエアバックの特長はカバーの開きの良さ。上写真は「ヘリテイジ トラベルマン」を開いた状態です。机上では自然に180度に開くので、書き込みがとてもしやすい。左側には大きな曲線を描くあおりポケット、右側には直線的なポケットを配置。この対照的なコントラストが美しく、カバーを開くだけで、その場所が機能的な書斎に変えてしまうような、そんな雰囲気を持っています。
「レクタングル」でA5をコンパクトに使いこなす
A5サイズは大型ですが、コンパクトに使いこなせるモデルがあります。「レクタングル A5」は、作りと素材にこだわりながら、シンプルかつコンパクトに仕上げたモデル。横幅は17cm、高さは22cmとリフィルをカバーする最小限の大きさです。
レクタングルはイタリアのタンナーで作られた牛革(キップ)を使い、国内で丁寧に仕上げています。表面はツルッとしながら革繊維を綿密に凝縮して鞣しているので、一般的な牛革よりもへたりが少なく、耐久性があることも特長です。使い込むほどに光沢が上がり、コーナーに取り付けたシルバーの金具と相まってクラシックな雰囲気を醸し出していきます。
上写真は、「レクタングル A5」の上に、比較的大きめのバイブルサイズ(リング径25mm)である「プレスコット スタンダード」を重ねた状態。レクタングルのコンパクトサイズがよくわかります。
「レーニエ クラッチジャケット」ではA5ならではのたっぷり収納を体感
A5サイズならではの最大級の収納機能を持つのが「レーニエ クラッチジャケット A5 zip」です。リフィルを含めて収納したものすべてをしっかり保護するジッパー式で、高さは25cmとA5のジャケットとしては最大級となっています。
レーニエの佇まいは、まさにクラッチバッグ。シックな黒革はシボが上品に浮き立ち、触れればソフトなもっちりとした感触で、日々の必需品を収納するセカンドバッグとして活用できます。
上写真のようにレーニエの内側のポケットは大型でたっぷりとした収納が可能。リング径も25mmと最大級ですが「リフィルパッド」なのでリング部を自由に着脱できます。記入する時は綴じたリフィルごと取り出し、軽快に筆記することができます。内部にはスマホ、ケーブル、財布、ペンなど身の回りの物を入れてスマートに移動できます。
外側にはホックで固定した大型ポケットがあります。上写真のようにホックを外すとA4サイズの書類約8枚を折らないまま収納できます。
A5リフィルを軽快に活用しよう
A5には本格的なシステム手帳以外にも、A5リフィルを多彩に活用できるモデルが勢揃いしています。「リフィルパッド」は、台紙に金属リングを固定したシンプルな筆記ツールです。このリフィルパッドを本革で作ったのが「レザーリフィルパッド」です。
上写真は本革のレザーリフィルパッドである「レザーリフィルパッド マット リフィルパッド A5」。台紙部は本革で厚みがあり、手で持った状態でも安定して筆記ができます。カバーがないので、リフィルを横にした縦開きもかなり使いやすいのが特長です。
上写真はレザーリフィルパッド マット リフィルパッドに、オプションのカバーとペンホルダーを装着した状態。こうすると本格的なシステム手帳として活用ができます。
アシュフォードでは、ジョッターのラインアップにも力を入れています。ジョッターとは、メモ用紙を4つのコーナーで固定して使う軽快なメモツールです。上写真の「ストラーダ A5ジョッター」では、A5のリフィルや用紙などを固定して筆記ができます。全体がフラットなので筆記はとても軽快。書き込みはジョッターで行い、保存が必要なリフィルは後からゆっくり机上のシステム手帳へ移行。こんな使いこなしもスマートですね。
ジョッターの1つの角にあるホックを外すと背面が開きます。ここに数枚のリフィルや用紙を収納できます。記入したリフィルの仮の保管、または予備リフィルを入れておくことで、ジョッターの機能は一気に広がっていきます。
A5サイズならではの収納リフィルにも注目しよう
A5リフィルは多種多様に揃っています。記入用リフィルは大きな紙面を活かして、しっかりとした書き込みができます。さらにA5ならではのサイズを活用できるリフィルも揃っています。その一部を紹介しましょう。
アシュフォードは、システム手帳のペンホルダーを多彩に作っています。手帳にとってペンは大切な相棒であり、なくてはならない存在だからです。その中でシステム手帳そのものをペンホルダー化するリフィルがあります。A5サイズの「ビタリータ 9本ペンホルダー A5」はジャケットに装着するだけで、9本のペンを確実に固定、収納できます。お気に入りのペンが開いたシステム手帳のホルダーに並ぶ様子は圧巻です。ペン同士が当たらないように縦に7本、横に2本を収納できます。
書類やカードなどを収納するA5サイズのリフィルも多彩に揃っています。中でもA5の特徴を活かしているのが上写真の「インフォメーションホルダー A5」です。クリア素材のポケットが2つ折りになっており、これを開くとA4の書類にパンチ穴をあけずにそのまま収納できる作りになっています。汚したくない大切な資料などを保護しながらジャケットに綴じて持ち歩くことができます。
上写真の「スペシャルクリアポケット A5」は、ポケットのサイズがA5正寸となっています。つまり、A5サイズのパンフレットやA5リフィルをそのまま収納できるのです。大切にしたいパンフレットやリフィルで、かつ出し入れが多い場合に重宝します。またA4を2つ折りした状態でもそのまま収納できます。
上写真の「フォト&ポストカードホルダー A5」は、写真プリントやハガキなどを収納するホルダーです。ハガキはA6サイズ、つまりA5のちょうど半分です。このホルダーでは、152×102mmサイズを合計4枚収納することができます。A5サイズならではの収納力を十分に発揮してくれます。
このようにA5サイズのシステム手帳は多くのメリットを秘めています。ぜひA5のジャケットと、自分のスタイルに合ったリフィルを組み合わせて楽しんでみてください。
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・レーニエクラッチジャケット A5zip25mmリフィルパッド
・レザーリフィルパッド マット リフィルパッド A5 15mm