システム手帳はアート。時にロックだ!
「システム手帳はアート。時にロックだ!」
HB&M5会 @ 福岡インキューブ レポート
2020年1月19日(日)、福岡の天神は熱かった!
イベント「HB&M5会」には、九州各地からシステム手帳愛好家が集まりました。
アシュフォードとユーザーが顏を合わせてシステム手帳の魅力を語り合った
濃厚なイベントを今回はレポートします。
レポーターは雑誌編集者兼“システム手帳バカ”一筋の清水茂樹さんです。
「趣味の文具箱」編集長 清水茂樹さん
文房具好きのバイブル的な存在である「趣味の文具箱」編集長。
システム手帳好きが高じて2016年からは「システム手帳スタイル」を発刊。
システム手帳に潜む趣味と快楽を追求し続けています。
システム手帳歴は「30年を超えた!」そうです。
いや~、楽しかったです。そして福岡の会場インキューブは熱かった。
この日は、HB×WA5(以下HB)の5人のアンバサダーと
HBとマイクロ5(以下M5)のユーザー約20人が集まりました。
全員女性です。システム手帳の新時代を感じさせますね。
まず自己紹介とそれぞれのシステム手帳愛を皆さんに語ってもらった後は、
アンバサダーがHBとM5の活用と楽しみ方を披露。
この様子はアシュフォードのインスタグラムで生中継されました。
「この色のリフィルの種類は何ですか?」なんて視聴者からの質問にも、
アンバサダーがリアルタイムで答え、またそれに別の視聴者が反応して、
リアルとネットが入り交じりながら、システム手帳を語る時間が過ぎていきました。
会場では、参加者の皆さんのHBとM5をじっくり見せていただきました。
会場で感じたHBの魅力は「紙面の自由さ」。
M5の魅力は「いつでもどこでも相棒」でした。
HBは、システム手帳でもっとも普及しているバイブルサイズの6穴を持ち、
紙面の横幅はA5サイズと同じに広がっている。
携帯しやすく、筆記面積がたっぷりあるのが特徴です。
横に広がっていることで、たっぷり書き込みができ、
比較的大きな雑誌のキリヌキやシール、ふせん、マステなどの貼り込みも楽しめる。
横側だけでなく、上下に付けるインデックスの貼り付けスペースもゆったりしているので、
インデックスの思い切ったはみ出し装着もかなり楽しめます。
また、リフィルの縦横比は正方形に近いので、
イラストや絵を描くと、紙面の見栄えが愛らしく見え、インスタでの表示もしやすい。
バイブルサイズの紙面と比べると、とても自由。
参加者の中には、HBを開いて真っ白い紙面を目の前にすると
「高原でよそ風に吹かれているかのような軽やかな気分になるんです」
なんて方もいらっしゃいました。
だから、HBは「毎日の楽しい」を集めて遊ぶ手帳に選ばれているんですね。
※使用商品:
そして、M5。
システム手帳で最も小さく、とても軽快なシステム手帳です。
ポケットやバッグに忍ばせておき、なんか書きたい、
と思ったときにすぐに取り出せて、書きたい欲をいつでも受けとめてくれる。
参加者の方々のM5を拝見しましたが、単なるメモ帳ではなく、
かなり本格的に使いこなしている方が多い印象でした。
2つ折リフィルを活用し、細字のペンで書き込むと、かなりの情報を1枚にまとめることができます。
インデックスを活用することで、必要な情報に瞬時にアクセスできる。
「いつでもどこでも隣にいてくれる誠実な相棒のような存在ですよ」。
小さいからこそ、使用頻度がとても高く、皆さん「M5は必携」とおっしゃっていました。
自分が手掛けている雑誌「趣味の文具箱」では、
手で書く楽しさを伝え、手で書くことの大切さを追求しています。
手で書いた文字は個性を表します。
手で書き、手で作られた手帳の紙面は、個性そのもの。
カラフルなふせんの連なりは芸術的であり、
はみ出しまくったインデックスからは持ち主のロック魂が伝わってきました。
「趣味の文具箱」では、
趣味を語り合うための多種多様な言葉を皆さんに提供したいと思っています。
新しい製品が登場することで、新しい概念や仕組み、そして活用法が生まれます。
それらを伝える言葉を雑誌が提供し、ユーザーが受け止めて語り合うことで、
楽しみがどんどん広がっていく。
年齢も、世代も、性別も超えて、趣味を共有する。
システム手帳を楽しんでいる仲間と語ることで
「手帳を楽しんでいる自分もまんざらじゃないな」と感じることができる。
これこそが「生き甲斐」ですよね。
HBとM5で、システム手帳の快楽をとことん追求する皆さんと出会い、
言葉を交わすことで、自分のシステム手帳バカ度数もさらにランクアップしました。
システム手帳ってほんと楽しいですね。
☆当日の会場の様子